妊娠中:治験非対象

妊娠している人は治験に参加できません。新しい薬で胎児に悪影響を及ぼす可能性があるからです。


妊娠にかぎらず、女性の治験募集は少ない

一般的に、妊娠中は余り薬を飲まない方が良い等と言われます。
治験では、その前段階で妊娠中の方に影響を与え得るかどうかは動物対象とは言え検査されています。
その為、妊娠中の方が参加を認められるケースは稀です。
妊娠中かどうかに限らず、治験参加者は女性より男性が求められるケースが、健康者対象の段階では多い傾向にあります。
これは、女性が男性と比べホルモンのバランスが不安定になり易かったり、生理のメカニズム上体温が変わるようなバイオリズムを持っている為です。

全ての女性のバイオリズムがある程度同じであれば構わないのでしょうが、個々に違うので正確な治験結果が出し辛いと言われているのです。
熱が高くなったのが生理前だからなのか、薬のせいだからなのかその場で判断するのはその人のバイオリズムを知り尽くしていないと困難です。
治験中具合が悪くなったのが薬のせいなのか、ホルモンバランスが関係しているのか判断するのも簡単な事ではありません。


妊娠中は繊細な体なので

その上、妊娠している方を治験対象とする事は、本人以外の小さな命まで試験の対象とする事になり安全の保証が出来ません。
本人には大丈夫だとしても、小さな命には少量でも副作用が出る薬だと言う可能性もあるのですから、妊娠している方は治験の対象とはされない事が多くなります。