治験に向かない人・参加対象外の人トップメイン画像

治験は誰でも参加できるわけではありません。向いていない人もいますし、治験の参加資格に入らない人もいるのです。


治験に100%参加できるわけではありません。

治験は未承認の薬を服用してその効果を試す試験です。その服用のためのボランティアを募集し、参加した人には謝礼金を渡すシステムになっています。
ボランティアと書かれていると、誰でも参加できそうなイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではありません。
実は治験参加にはいくつかの条件があり、その条件に満たない人は治験に参加することができなくなるのです。
実際にどのような人が治験に参加できないのかと言いますと、大まかに分けて以下になります。

  • 未成年
  • 薬をよく飲む人
  • 薬でアレルギーが出た人
  • 生活保護受給者
  • ハーフ、クォーター
  • 妊娠中
などなど。
それ以外にも条件があるのですが、主に参加できない人は上記のような人と考えてもいいでしょう。


特定の病気対象の治験はもっと厳しく

健康成人を対象とした治験の場合は、左記ほどの条件に当てはまらない人は基本的に参加可能となっています。
ですが、特定の疾患者を対象とした治験となりますと、条件は一気に狭まります。

当然、その特定の疾患を患っていないと参加することもできません。
糖尿病の治験なら、糖尿病を患っている人ではないと門前払いを食らいます。
このように、治験はだれでも参加できると限ったことではないのです。


条件が厳しい理由

このように条件が厳しく決まっているのも、治験のデータを正しく取るためです。
日本人に向けての薬が開発されているわけですから、日本人の体にあったものを作らなければなりません。
そこで、薬に対するアレルギーを持っている人や、外国の血が混ざっている人で試験を行ってしまうと、普通の日本人とは異なったデータが出てきてしまいます。
それではきちんと日本人に効く薬が開発されません。
長い年月をかけて開発した薬が無駄になってしまうのを避けるためにも、条件を厳しく設定しているのです。

治験に参加する際は、きちんと参加資格を確認することが大切になります。
参加資格があてはまっていないのに無理して参加してしまうと、ブラックリストに入ってしまい、今後治験に参加できなくなるといった可能性もありますので十分に注意しましょう。